PDCAサイクルは初心者には向かない。まずはDCAPサイクル。

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どうも。稲垣です。

最近は恋愛系のブログやメルマガがマイブームでして、ちょくちょくとチェックをしています。

ビジネスと恋愛は共通項が多いですからね。参考になることも多いです。逆にビジネス系のブログやメルマガは参考になるのが少ないと個人的には感じます。

なんというか、小手先の話しかしていなくて実践的にはあんまり役に立たないんですよね。

僕も初めは「恋愛系のコンテンツなんて」と思っていたのですが、侮るなかれ、やっぱりどの分野でも良いモノを作っているの人って広い視点で色々勉強していたりして、

そこらへんのなんちゃってビジネスマンより全然勉強していて頭も良いし、人としてのステージも高いな、と感じました。

だからこそモテるし、だからこそ良いコンテンツが作れているんだな、と。

学ぶべきことや盗むべきことが本当に多いです。まあ、恋愛系に限らずですが、皆さんも色々なジャンルの情報に触れてみることをオススメします。視野が広がって良いですよ。

少なくとも僕の場合はビジネス系のブログでは書かれていない考え方やものの見方に触れることができて、ありがたいやら面白いやらで良いことづくしです。

反対に自分の専門分野の発信しか見ていない人って視野が狭くて面白くないですよ。

先日そういったブログをチェックしている最中、面白いワードを目にしました。

それが『DCAPサイクル』というワード。分かりづらいですが、『PDCA』でなく『DCAP』。

個人的には新出単語だった訳ですが、これ面白いです。語源はご存知かと思いますが『PDCAサイクル』から来ているみたいで、

Plan(計画)
D0(実行)
Check(評価)
Action(改善)

の4項目の順番を少し変えただけです。

この『DCAPサイクル』を目にした時はハッとしました。

なぜこのDCAPにハッとしたのかというと、

PDCAサイクルはどちらかと言うと(ややこしい)会社員とかサラリーマンのような企業に勤めている人が実践しやすいサイクルなのに対して、DCPAサイクルは個人がビジネスをやるのに向いているサイクルだと感じたからです。

それはなぜか?

PDCAサイクルって

【計画→実行→評価→改善】

って順番のサイクルなので、まずは計画から立てますよね?

割とここがキモで、そもそも計画をある程度の精度で立てられる前提でこのサイクルは構築されているってことなんですね。

元の計画ありきでそれをブラッシュアップしていくスキームですから。

でも、これが慣れてない人には結構辛いんですよ。というかできない。

僕自身「まず何からやればいいんですか?」なんて質問もよくもらいますしね。

割とPlanの段階で求められる計画性が不足していてる人が世の中には多いってことです。

当然、どこかの企業に勤めている会社員は数人〜数十人単位のチームで企画を進めることも多いので、他者から客観的な意見をもらったり、複数人でアイディアを出しあったりできる上、

元々その企画に類似した企画のデータや、競合他社のデータ、市場のリサーチデータなど、様々な情報がすでに整っている場合が多いです。

つまり、初めの計画段階で揃っている情報量が個人でビジネスをやる人らと圧倒的に違います。

対して、個人ビジネスマンはこれらの情報がありません。

完全に情報アドバンテージで負けています。その上、プロジェクトに携わる数的アドバンテージも負けているし、経験値も劣るでしょう。

つまり、個人の方が大企業よりも実現性の高い計画がそもそも立てにくいんですよ。

だから初めっから中途半端な計画なんて立てずに、「つべこべ言わずにまずは何かやってみる」ということが個人には求められているんです。

そして、面白いことに案外これが一般企業・大企業にはマネしにくいサイクルなんですよ。

なぜかって企業レベルが大きければ大きいほど、勝手にまずは実行!なんてことできないでしょう?

チームの連携や色んな人の許可がないと、市場に何かテストマーケティングもしづらい。

そして企業イメージもあるから、そもそも企画段階で破天荒なチャレンジもできない。

だけれど、個人の場合はそういったしがらみがないから、多少見切り発車っぽいことをやっちゃってOKなんですよ。

その「なりふり構わない感」が唯一にして最大のアドバンテージなんです。反対にじっくり腰を据えた勝負は分が悪いですからね。

つまりこの『DCAPサイクル』ってのは個人の身軽さを活かしたスキームで、ありていに言っちゃえば『ダメ元戦略』なんです。

まずはさっさと一回失敗してみて、「何が上手くいかないのか?」というデータと経験を一つとってくればいいんです。

ダメ元で回すサイクルなので、PDCAより一回のサイクルで得られるリターンが少ない、、、つまり何度もサイクル回すことが前提だし、重要。

だから速さも求められるわけです。

だからさっさとぐるぐる回す。

そうやって市場に何かテストを投げ込んでみて、そこで生まれた反応を元に改善し、またプランを立てる。

【実行→評価→改善→計画】

これが文字面通りDCAPの順。

結局やってることはPDCAと同じで、Dから始めるって順番だけが違う。

まずは失敗する前提で飛び込む『勢い』をつける。別に背負うものもないから、失敗しても痛くないですしね。

だから重要なのは失敗を恐れないことですね。といってもそんなに恐れるほど大したことではないですが。

後は、何回も何回もこのサイクルを回す素早さと根気強さも必要かな。とにかく雑でも良いから早く回すことも重要。拙速は巧遅に勝る、とはこのことですね。

そもそも個人ビジネスって会社員と違って誰かに強制されるわけでもないし、ほとんどの場合、チームプレイではないので、投げ出すことが簡単なんですよね。

だからこそちょっとのことで辞める人や根気が続かない人が多いです。その不足がちな能力を養う意味でもDCAPサイクルは面白いと思います。

個人で取り組むってことは大企業のように、大きな金額を稼がなくても利益率が高いから、(人件費や維持費がかからないため)

少額の利益でも十分ビジネスを回していけるし、身軽さを活かして何個も企画を実行できる。

普通の企業じゃ売上で月間1000万とか出しても、そこそこの利益にしかありませんが、個人で月間1000万出したら立派な億万長者ですからね。

そんなメリットも多いので、DCAPサイクルをぐるぐる回して、個人ビジネスでさっさと成功しちゃうのはオススメですけどね。

案外「拙速」を実行できる人が少ないですから。

国民性かなんかでしょうかね。僕も地が凝り性なので、拙く速くやった方がいいと思っていてもついつい時間をかけてしまいます。

うまく使い分けたいもんですが、合わないもんは仕方ないってことで、個人的には少しだけ意識するに留めとこうかなと。

まとめると、

実行→評価→改善→計画の順にサイクルを回すことで、本来時間がかかる計画の部分を後回しになり、サイクルが回り出すのが早くなる、というのがDCAPサイクルの特徴。

初めの勢いでスピード感をつけるための思い切りの良さや、何回もサイクルを回して計画を研ぎ澄ませる、

『やっていくうちに上手くなる戦法』が身につきやいと思います。

『やっていくうちに上手くなる戦法』も重要ですよ。

説明書を開く前にとりあえずゲームをプレイし始めちゃうみたいなことです。あの感覚で日々のチャレンジに取り組んでみるのもいいかもしれません。

大概の場合、サクッとやった方が良いです。そもそも何かをこれから始めようか悩んでる人が多いので、そういう人はまず始めてみてからそのあと続けるかを決めると良いですよ。

PDCAサイクルとDCAPサイクルどちらもそれぞれの良さがあるので、優劣をつけるわけではないですが、僕が色んな人を見てると、

「この人はPDCAよりDCAPサイクルを回した方が良いのにな」と思うことが多いです。

僕がいつも言うことではありますが、何でも無批判に受け入れずに、自分に必要なフィットするやり方なのか、考えつつ試してみると効果的だと思います。

計画を立てることが得意な人はPDCAサイクルを回せば良いと思います。

それが苦手な人や失敗に対してネガティブなイメージが先行する人は試してみては。

それでは。

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