マーケティング手法の一つ。
response(反応・応答)があった人にのみ直接関わりを持ち信頼関係を築きあげ、何らかの利益に繋げる手法。MSPを共有し、コミュニティメンバーを増やすことに非常に適している。
DRMは集客・教育・販売の三つの要素からなり、その中でも特徴的な要素が「教育」である。「集客」や「販売」はどのようなビジネスでも多く見られるが、「教育」という要素を取り入れるのは珍しい。だからこそ、この「教育」の要素がピンとこず上手くできない人も多く、そうなるとDRMたる要素がないため「最早DRMなのか?」という状況に陥っている場合も多い。
「教育」とは文字通り、何かを教えるという意味に加え、「受け手を成長に導く」という意味もある。そして、DRMにおいては後者が優先される。しかし受け手の成長をフォローするにしても、どのように成長したいか、成長すべきかは人それぞれなので、まずはその受け手の成長の方向を定める必要がある。
そのため、ビジネスを行うものは自身のMSPと理想世界をしっかり提示することが求められる。明確に「こういう考えの人に集まって欲しい」という意思を提示することによって、自分と同じ(もしくは近い)理念や信念を持ち、同じ(もしくは近い)目標を目指す同士を集うことができ、健全なコミュニティが実現しやすい。
ダイレクトマーケティングという言葉もあるが、ほぼ同義の使われ方をしている。